多忙で知られる学校の先生の業務ですが、小学校と中学校とでは別の忙しさがあります。中学は教科ごとに担当する教師が事なりその分楽になりますが、反面部活が教科されて進路相談も深刻になり、楽にはなりません。小学校は全教科を一人で担当するという激務であり、特に数を減らせないテストの採点は残業の元となります。教師の負荷が強すぎてどうにかしたいと考えるなら、使える物を出来るだけ採用する様にしましょう。
自動採点ソフトはその点、非常に使えるツールとなっています。テストの答案を文字として読み込み、与えられた回答と照合して採点してくれます。この自動採点ソフトは万能のAIではなく、テストの度にこちらから回答を入力してあげる必要があります。しかしクラスの人数が多い程効果を発揮するため、なくてはならない存在ともなっているのです。
学校として考えると自動採点ソフトはツールなので、一人の教師のために購入するものにはなりません。他の人と使い回せばいいですし、あまり使わない人がいたとしても一定以上の効果は上げられます。また、転勤などがあってもツールは残るので効率化はずっと続くと考えると、購入する価値のあるものだと言えるのではないでしょうか。便利ではあるものの万能ではなく、汚い文字に弱いため注意が必要ですが、生徒や児童に綺麗に書く様に指導する事で確実性を上げることが出来ます。
元から少しでも労力を減らす為のものなのですから、その差は少しでも成功と言えるでしょう。